ミッションと特徴

ミッション

2016年4月、首都大学東京大学院社会科学研究科経営学専攻(当時。2018年4月に現在の経営学研究科経営学専攻に改組。)は東京都の成長戦略の一環として、グローバルに活躍できる高度金融専門人材を養成するために修士(ファイナンス、Masterof Finance)プログラム(略称: MFプログラム)を開設しました。

最先端の金融実務とアカデミクスは密接に関係しているため、欧米先進国では産官学が協調した高度な金融専門人材の養成が大学院レベルで行われているのが実情です。我が園の金融機関が国際的フィールドで輝きを放ち、東京都がロンドンやニューヨークと並ぶ国際金融都市の一角を占めるためには、こうした高度金融専門人材の養成が必要です。MFプログラムは、我が国の金融ビジネスの中心に位置する丸の内地区において、国際的水準の教授陣による最先端のカリキュラムを提供し、国際金融都市のアカデミックな拠点を形成していくことを通して、実務で求められる高度金融専門人材を養成していきます。

既にMFプログラムの開設から2年が経ちましたが、この間にも世界的な金融実務の潮流も、実務家のニーズも変化し続けています。2019年以降の本プログラムは、これまでの基本方針を維持したうえで、コーポレートファイナンス分野の講義を拡充し、平日昼間に開講していた講義の多くを平日夜間と土曜日に移行することで、金融機関の実務家だけでなく、事業会社の財務担当者も含めた幅広いニーズに応えていきます。

特徴

グローバルに活躍する金融専門人材の養成

大きく2つのタイプの人材を養成します。第lは、金融機関等での勤務経験がある実務家や、金融機関の投資運用部門への就職を希望する四年制大学卒業生を対象に、世界的な金融都市の中で中核となって活躍できる金融専門人材を養成します。第2は、一般事業会社の財務部門で働く実務家や、M&A、グループ経営、事業リスクマネジメントなどに携わるCFOなどのキャリアを志望する実務家を対象に、最先端のファイナンスと企業経営のエッセンスを融合できる人材の養成を行います。

少人数の優秀な人材を対象にした密度の高い教育

「投資運用」「デリバティブ」「金融リスク」「コーポレートファイナンス」をコア分野として中心的に配置し、関連分野である「数学」「数値計算J「統計学・データサイエンス」「経済学」「財務戦略」「経営戦略」の科目を効率的に配置したカリキュラムにより、ファイナンスと企業経営の知識を体系的に習得できるようにしています。

本プログラムは単なる座学の大学院ではありません。ゼミ(ファイナンス演習)とケーススタディによる実践的な教育(ファイナンス考究)を必修とし、実務家教員による実践的な授業科目も配当します。

修士論文の執筆も義務付けることで、ここで獲得した知識を商品開発などの実務の現場に繋げるための経験を積むことができます。各分野の理論に精通した教員と実務経験を持つ教員が、少人数を対象に時間をかけて指導できる体制を構築しています。

開講時間帯の変更

2019年度以降は、多くの講義を平日夜間と土曜日に開講し、平日昼間にはアドバンスト科目を配当することで、基本的には、平日昼間の講義を履修しなくても修了できるようになります。より高度なトピックスに関心がある方には昼間のアドバンスト科目の履修を促すことで、多様化するニーズに応えていきます。

金融ビジネスの中心、丸の内地区にアカデミックな拠点

併設する金融工学研究センターでは、最先端の研究を進める海外の研究者を招轄して英語のセミナーや講義を開催します。また、研究グループを設けて、教員自身が最先端のテーマの研究を行い、その成果を講義に反映させるように努めています。

国際ワークショップや公開シンポジウムなどを開催し、研究成果の発信や議論の場を設けています。また、研究セミナーなどを通して囲内の公的機関や民間金融機関の実務家と頻繁に交流し、国際金融都市・東京の実現に資するべく、学術的な最先端研究拠点の形成を図っています。

学位

修士(ファイナンス):Master of Finance

パンフレット

ファイナンスプログラム(MF)のパンフレットをダウンロードしてご覧いただけます。