カリキュラム・シラバス

カリキュラム

出願時に選択した教育研究プロジェクトを中心として、修士論文や課題研究論文の指導が行われます。

  • 1 年次には、所属する教育研究プロジェクトの担当教員の演習を受講して、理論的な研究とともに研究の方法論などを学びます。
  • 2 年次に、教育研究プロジェクト担当教員の中から指導教員が決定され、当該教員を中心とした指導体制のもとで論文作成に取り組みます。

経営学プログラム カリキュラムツリー

カリキュラムツリー

*2022年4月時点のものであり、今後変更の可能性もあります。
*授業時間割はCAMPUSSQUAREに掲載しております。

*2023年3月時点のものであり、今後変更の可能性もあります。
*授業時間割は3月後半以降にCAMPUSSQUAREに記載の予定です。

経営戦略

指導教員(予定):竹田・松田・松尾

戦略プランニングの目的は、不確実性の高い事業環境において、企業目標となる価値を創造し、価値を獲得するための長期的な展望やビジョン、方向性を提示することにあります。戦略が実効性を高めるためには、なぜそのような戦略を選択するのか、企業組織に提示することによって組織メンバーを説得し、コントロールできるだけの戦略の「論理性」が必要です。経営戦略プロジェクトでは、企業の経営資源や組織能力と持続的競争優位の関係性、或いは市場との関係性に焦点をあてて、企業ケースやこれまでの学問的研究を広く展望して、企業の戦略行動についての実証的分析や理論的考察を行うことで、プロジェクトメンバーの「論理性」を養成します。

マーケティング

指導教員(予定):中山・水越・森

顧客を中心とした企業活動を行うためには、マーケティングの思想と科学的なリサーチメソッドが必要になります。このプロジェクトでは、マーケティング論を中心とした研究蓄績を基礎にしながら、同時に最先端のマーケティング・サイエンスやリサーチメソッドを学ぶことを通じて、顧客との長期的な関係を構築し、新たな価値を創造していく論理の理解を深めます。論文指導では、各自の問題意識に応じて、これまでの研究蓄積を踏まえた新しい論理やマーケティングの可能性を明らかにすべく、分厚い事例研究や精緻な実証研究を進めていきます。

経営組織・ヒューマンリソースマネジメント・意思決定

指導教員(予定):桑田・高尾・長瀬・加藤・高橋・西村

このプロジェクトでは、組織と人に関わる諸問題への学術的なアプローチを体系的に学びます。組織における個人・集団及びその行動を分析対象とする組織行動論、組織能力の構築につながる人材の活用・育成・評価などを検討する人的資源管理論(ヒューマンリソースマネジメント)、人間の現実の意思決定のありようを心理実験などから明らかにする行動意思決定論が主たるバックボーンになります。さらにそれらを基盤として、自らの問題意識にしたがって研究を進めます。論文執筆では、現在の経営環境で直面する組織やそれに関わる人の具体的な問題について、また人間一般の心理の本質について、実証的分析や理論的考察を行います。

会計学

指導教員(予定):浅野・野口・細海

会計学プロジェクトでは、企業外部の関係者を情報提供のターゲットとした財務会計領域と、経営者などの内部者をターゲットとした管理会計領域、双方の研究プロジェクトを推進しています。財務会計領域では、主として、(1)企業会計制度の特質と限界を社会経済的コンテクストに照らして分析するとともに、(2)会計情報と企業価値の関係ならびに会計情報の資本市場における機能について実証的に分析することを課題としています。また、管理会計領域では、(3)無形資産と企業価値の関係及びそのマネジメントについて研究を行っています。

マネジメント・サイエンス

指導教員(予定):芝田・増山・山下・近藤・森口

マネジメント・サイエンスは、経営活動に合理的な意思決定を持ち込もうとする科学的方法の学問です。複雑な現実の本質を見抜き、それをモデル化し、数学やコンピュータを利用して解析し、最適な解を導出したり、システムの特徴を浮き彫りにしたりして、現実に立ち向かう人々に有益な提言をするものです。このプロジェクトでは、(1)種々の制約のもとで最適化を行う数理計画問題、(2)不確実性を含むシステムの扱い、特に確率モデルの解析やシミュレーションによる解析、(3)生産・物流・情報システムを核とした経営システムの革新、経営活動の効率化、などの研究を行っています。

シラバス

学外の方は、こちらよりシラバスの閲覧ができます。