みなさんこんにちは! 宮本ゼミ3年の江上です。
今回は、インバウンドについてお話しします。
水際対策が大幅に緩和され、また歴史的な円安が進む中、観光庁は訪日外国人旅行消費額の年間5兆円超を目指すことを発表しており、インバウンドは日本経済の起爆剤として期待されています。
インバウンドは経済効果、地域活性化といったメリットを持つ一方で、オーバーツーリズムや外的環境に左右されやすいことがデメリットとして挙げられています。
更に、インバウンドの抱える課題としては、観光客の国籍の偏り、訪問地域の偏り、インフラ整備の遅れなどが課題として挙げられています。
では日本がこれから外国人観光客を誘致していく上で、必要なことは何でしょうか?
酒蔵ツーリズムの事例から考えてみましょう。酒蔵ツーリズムでは、お酒に関する様々な体験に加え、お酒と地元の食材のペアリングや、酒蔵と観光スポットを巡るツアーなどがあります。
このように地域の魅力を生かしつつ、異業種連携が行うことで、付加価値を高めていくことが必要であると考えます。
円安が進む中では、インバウンドは短期的に日本経済を支える重要なものでありますが、決して、日本を安売りするべきではないと考えます。中長期的な視点を持ち、円安が終わった後も日本に来てくれるリピーターを作るという点でも、付加価値を高めていくことが必要であると考えられると思います。
今後のインバウンドの動向に注目していきたいですね。
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