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「世界人」になるために

こんにちは。宮本ゼミ3期生の羅です。

宮本ゼミでは毎週水曜の本ゼミの他に、生徒のみで自主的に集まり、勉強するサブゼミがあります。サブゼミには経済、安全保障、教養の3つテーマごとにグループがあり、それぞれのサブゼミで学んだことは本ゼミで共有されます。

今回は教養班が発表をしました。

今回の発表は、世界で活躍する人材となるために、様々な宗教や礼儀、作法について知っておく必要があるというものでした。

みなさんは世界の宗教についてどのくらい知っていますか?日本に住んでいると宗教というのはあまり馴染みのないもののように感じてしまいます。ですが、グローバル化が進んでいる現代において、宗教や礼儀、作法を知らずに行動すると、相手に失礼になってしまうことがあります。

例えば、食事です。日本では当たり前のように食べられている味噌、醤油、マシュマロやゼリー。これらを宗教上の理由から食べることができない人たちが存在します。それを知らずに会食などの場で出してしまうと相手がそれを侮辱と捉えてしまい、それが原因で争いに発展することも考えられます。

また、みなさんは日本でも馴染みのある精進料理や懐石料理の作法を知っていますか?世界に出るとみなさんそれぞれが日本人の代表として扱われます。そのような中で自国の礼儀や作法を聞かれた時にパッと答えることができれば話題も増えますし信頼度を上げることも可能でしょう。

このように宗教や礼儀、作法について知っておくことは世界中の人と接する機会が多い現代において、相手や自分を大切にする行為につながるのです。そして、こうしたことに気を配ることができれば世界で活躍する機会も増えるのではないでしょうか。

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