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リサーチクエスチョンのストーリーテリング

突然ですが、みなさんは観光地に行ったらついつい食べてしまうものってあったりしますか?

例えば、京都に旅行に行ったら日本食を食べてしまう…
例えば、祭りに行ったら焼きそばや綿菓子を食べてしまう…

そんな経験はありませんか?

突然の質問失礼しました。
経済経営学部3年の小野です!竹田陽子先生のゼミに参加して早3ヶ月が経ちましたが、ここで私たちが学んできたことを少し紹介するために質問してみました。

僕はゼミで”経営戦略”を専攻しています。
なぜ経営戦略と上の質問の繋がりがあるのか?

それは企業がモノを売るための工夫が上の質問に隠されているからです。世の中のモノの動きの中には、企業が手を加え、いかに消費者に価値を提供できるかを競い合い、勝ち残るための戦略というものが存在しています。

今回の僕が学んだことは、企業が行う立地戦略についてです。皆さんも経験があるかと思いますが、「雰囲気でついつい買ってしまう」。この消費者の気持ちや行動に沿った消費活動を作り出す戦略をストーリーテリングというワークを通して勉強しました。

ストーリーテリングとは、企業と消費者の両者の立場に立ち、企業のとる戦略を勉強するワークのことをいいます。ワークではオリジナルストーリーを作成し、そこに企業目線・消費者目線の両者をそこに交えて、実際に使われる戦略を分かりやすく人に伝えることが求められます。
両者視点に立つことで、何気なく過ごす中にも隠された企業の”戦略”に気づくいい機会になりました。また、理解はできても人に伝えるという言語化の難しさや聞きてからの質問による深堀をする大切さにも気づくきっかけになりました。

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