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試験管で作られる肉

こんにちは。宮本ゼミ3期生の新芽衣です。

先日のゼミ発表(UOW)で、私はフードテックに注目し、「培養肉」を取り上げました。

培養肉とはいわゆる代用肉の一種であり、牛などの細胞を採取し、その細胞を用いて組織を形成することで生みだされます。

培養肉のメリットとして最も重要な点が環境負荷を減らせることです。家畜を育てるためには大量の水や餌、土地が必要であり、家畜は地球温暖化に悪影響を及ぼす温室効果ガスを排出します。しかし私たちが培養肉を選択することによってエネルギーは7~45%、水は96%、土地は99%、地球温暖化ガスは80~96%減らすことができると考えられています。

また、将来の食料不足を解決する有効な手段であるとも考えられています。FAOによると2050年には2007年比で食料需要が1.8倍に増加すると試算されており、培養肉は食料需要を補う手段として大きな可能性を秘めています。

さらに培養肉への投資が急速に拡大しており、環境負荷を与えることなく経済成長を促すことも重要な観点です。

しかし、コスト面や安全面、各国の厳格な規制ルールによって培養肉の導入スピードは緩やで、いまだに解決すべき多くの問題を抱えていることも現状です。

今後、フードテクノロジーがより発達し、私たちの食生活にどのように密接に関わっていくか注目ですね。

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