ワークショップ

Workshop

ワークショップ「確率論と機械学習」

Date:

2024/1/26 (金) 14:00-17:00

Venue:

丸の内永楽ビルディング18階 東京都立大学 丸の内サテライトキャンパス (Zoomでも同時配信します)

Organized by:

金融工学研究センター / JAFEEデリバティブ部会 / 数理ファイナンス研究所

Supported by:

概要 Overview

ファイナンスにおける機械学習の利用は近年目覚ましい勢いで広がっています.これに伴い伊藤解析を始めとしてファイナンスで大きな役割を果たしてきた確率論との関係からも目が離せない状況です.本ワークショップは,このような現状を鑑み,KLNV(楠岡-Lyons-二宮-Victoir )法などでつとに有名な東京大学名誉教授の楠岡先生(2018年日本学士院賞受賞)と東京工業大学教授の二宮先生をお迎えして確率論と機械学習の狭間についてご講演いただきます.またこのワークショップは,楠岡先生の生誕70年を記念して開催するものでもあります.

プログラム Program

14:00-14:05 オープニング(内山朋規:東京都立大学)
14:05-15:25 二宮祥一(東京工業大学)「SDEの弱近似手法に基づくマルチンゲールを学習する機械」
15:25-15:35 休憩
15:35-16:55 楠岡成雄(東京大学)「Radmacher複雑度と正則化 」
16:55-17:00 クロージング(足立高徳:東京都立大学)

講師ご略歴 Profile for speakers

楠岡成雄

1978年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了
1978年東京大学理学部助手
1984年理学博士取得(東京大学)
1984年東京大学理学部講師、東京大学理学部助教授を経て
1987年京都大学数理解析研究所助教授
1993年東京大学大学院数理科学研究科教授
2014年東京大学名誉教授1993年日本数学会春季賞
1999年井上学術賞
2015年藤原洋数理科学賞
2018年日本学士院賞2001年4月‐2003年3月、日本数学会理事長
2012年4月‐2016年3月日本保険・年金リスク学会会長
伊藤清によって創始された確率解析を大きく展開させ、その無限次元解析的方法を発展させることで新たな局面を切り開き、さらに数理ファイナンス等の分野で確率解析の深遠なる応用を与えた。

二宮祥一

1999年 東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了
1999年 東京工業大学 大学院・理財工学研究センター, 助教授
2000年 – 2004年 東京工業大学 理財工学研究センター, 助教授
2005年 – 2016年3月 東京工業大学 イノベーションマネジメント研究科・大学院・理財工学研究センター, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 理財工学研究センター, 教授
2016年4月 – 現在 東京工業大学 理学院 数学系, 教授

参加登録 Registration

参加ご希望の方は1/25(木)までに事前登録をお願いします。特に会場で対面参加をご希望の方はできるだけ1/19(金)までに事前登録をお願いします。参加費は無料です。
(WEBからの登録)
上記ページにあります「REGISTER HERE」ボタンをクリックいただき、お申し込みフォームよりご登録ください。
(電子メールでの登録)
finance@tmu.ac.jp まで「お名前・所属機関・電子メールアドレス・丸の内サテライトキャンパスにて参加される可能性の有無」をご連絡ください。
開催日当日の午前中にご参加のために必要なURLを記載したメールをお送りします。なお対面参加を希望いただいても会場のサイズの関係でZoomでのご参加をお願いすることがあります.予めご了承願います.

ご参加情報は、東京都立大学金融工学研究センター、JAFEEデリバティブ部会、および講演者により共有され、当セミナーの円滑な運営のために利用します。

金融工学研究センター概要

Research Center for Quantitative Finance

イベント情報

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