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年度末プロジェクト 報告書 2024年度

こんにちは、岩間ゼミYKです。

岩間ゼミでは毎年、年度内の活動内容とその成果をまとめた活動報告書を作成しています。先日、今年度分の報告書が完成したので、お知らせします。

今年度は、前半に『「砂糖の帝国」と「茶の帝国」は存在したのか』をテーマとした共同研究の報告をまとめ、後半は9月に実施したインドネシアフィールドワークの成果をまとめたものを掲載しています。

共同研究では、主に歴史研究に焦点を置き、スヴェン・ベッカート著『綿の帝国 グローバル産業主義はいかにして生まれたか』を講読し、その論理展開を砂糖と茶の事例から再検討し、砂糖や茶においても「帝国」が誕生したのかどうかについての考察を行いました。

また、インドネシアフィールドワークでは、インドネシア国内で活動する日系企業を訪問させていただき、会社説明や現地工場の見学を行いました。訪問を通じて学んだインドネシアと日本との経済活動の相違と類似点や訪問先企業が行う環境配慮への取り組み、DX化の現状、現地企業との差別化や事業拡大における意思決定についてなどを中心とした質疑応答等をまとめています。現地の訪問を通して、インドネシア経済の現状、宗教の違い、それに対応するための各企業の取り組みを学ぶことができました。さらに、海外で働く気持ちや熱意を直に感じ、将来について考え直すいい経験となりました。ぜひ本書を手に取って読んでみてください。

以上、2024年度の活動報告書のお知らせでした。

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