データサイエンス・プロジェクトの新設

データサイエンス・プロジェクト

経営学プログラムでは、データサイエンス・プロジェクトを開設いたします。
データサイエンスは、統計学、情報工学などの様々なスキルを用いてデータを分析することにより、新しい価値を生み出す学問です。このプロジェクトにより、データを駆使してイノベーションを創出したり、データ分析によって課題の解決策を見出したりできる人材を育成します。

Q: データサイエンスの対象となる領域は多岐にわたりますが、重点を置いている領域はありますか?

A: 本データサイエンス・プロジェクトは、データを収集・分析・解析する一連の方法が学べるように設計されています。また、現実の課題の解決に取り組めるようモデリングや最適化の講義も用意しています。ただし、扱うデータは主に数値データを想定していますので、テキストデータ、音声、画像や動画データの分析については、機械学習の講義の一部を除いて学ぶことはできません。

Q: 大学レベルの数学的知識がないと受講は難しいでしょうか?

A: 大学学部レベルの線形代数、微分積分、統計学等の知識があれば、講義の内容を深く、正確に理解できるという意味で好ましいことは確かです。しかし、本プロジェクトでは、文系学部出身の方のために数学の講義も用意していますし、できるだけわかり易く原理や方法論の本質を伝えられるように講義を行います。また、実際の計算や分析はコンピュータが行いますので、皆さんが計算を行うようなことはほとんどありません。

Q: 他大学のデータサイエンスのカリキュラムと異なる特色を教えてください。

A: 本データサイエンスは経営学プログラムの中の一つのプロジェクトであり、経営戦略、経営組織、マーケティング等の経営学分野の講義を同時に受講することができます。そのため、経営学の理論に基づいたモデルや仮定を設定したうえで、データ分析を行うことができ、企業や社会が抱えている複雑な現象の解明や課題解決に挑戦したい方には最適なプログラムであると自負しています。

プロジェクトメンバーの紹介

データサイエンス・プロジェクトのメンバーと研究キーワードは下記の通りです。