第24回研究会

開催日：

2020年12月25日 (金)　16:00-17:00

会場：

Webinar形式（zoom）

講師：

水門善之氏（野村證券金融経済研究所シニアエコノミスト・エグゼクティブディレクター）

タイトル：

オルタナティブデータを用いた金融経済分析

概要Overview

昨今、金融経済分析において、従来の経済統計を補完する形で、様々なデータを活用する流れが進んでいる。これらはオルタナティブデータと呼ばれ、高頻度の売上データや各種物流データ、更には携帯電話端末のGPSデータや人工衛星が撮影した画像データなど、様々な経済活動を物理的に捉えたデータは多岐に渡る。オルタナティブデータを使用するメリットは、その情報の豊富さに加え、速報性の高さが挙げられる。一方で、これらのデータを使用する際には、データの不連続性やサンプリングバイアス、またデータ自体の特性変化の可能性といった点についても注意が必要である。本講演では、メリット・デメリットの両側面から、オルタナティブデータを用いた金融経済分析について概説する。

講師ご略歴Profile for the Speaker

2007年野村證券株式会社入社、金融経済研究所所属。日本国債及び金利デリバティブの市場分析に従事した後、米国留学を経て、2013年より日本経済担当エコノミスト。2013年米国ミシガン大学経営大学院修了MBA。2017年度及び2019年度人工知能学会研究会優秀賞受賞。2018年より東京大学大学院工学系研究科博士課程に在学中。

お申込み方法How to register

参加ご希望の方は12/24(木)までに事前登録をお願いします。
※参加費は無料です。

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ご参加情報は、東京都立大学金融工学研究センター、講演者により共有され、当セミナーの円滑な運営のために利用します。