MF Program15− 経営学プログラム − 経営学プログラム(MBAプログラム)は2003年に設置されました(当時は東京都立大学大学院の高度専門職業人養成プログラム)。以来20年以上にわたって、ビジネス環境を分析し経営戦略を立案する能力、組織や制度を設計し変革する能力、そしてビジョンと高い志を兼ね備えて果断な意思決定ができるビジネスパーソンを養成してきました。プログラムの大きな特徴は、第一線の研究者でもある専任教員を中心にした高度な少人数教育にあります。単なるノウハウを教えるのではなく、最先端の研究成果をも踏まえたマネジメントの本質に迫る授業がおこなわれています。提供されている主な科目は「経営学」「経営組織」「ヒューマン・リソース・マネジメント」「意思決定」「経営戦略」「経営戦略演習」「テクノロジー・マネジメント」「ベンチャービジネス」「マーケティング・マネジメント」「マーケティング・サイエンス」「数理最適化」「統計学基礎」「管理会計」「財務会計」「データサイエンス概論」などです。経営組織、経営戦略、マーケティング、データサイエンス、会計学の分野を中心に多彩な科目が提供されています。修了生は民間企業や行政組織など各方面で活躍しており、大学の研究者になった人もいます。 MFプログラムと同じく経営学研究科に設置された経済学プログラム(MEc)は、教養の経済学ではなく、その先の大学院レベルの経済学を学び専門性を身に着けたいというニーズに応える博士前期課程(修士課程)のプログラムです。入学者は、近代経済学を専門とする経済学プロジェクトか、歴史からの分析を専門とする経済史プロジェクトのどちらかに所属します。コア科目と応用科目の履修、特別演習と修士論文の作成などを通じて、学術論文の理解、経済モデルの作成、データ分析、経済社会の事実の再検討などができる力を養います。スタッフの多くは、これまで学術研究に携わり経済学や関連する分野の国際学術誌に論文を発表してきた研究者で、これらのスタッフが少人数教育による丁寧な指導を行っています。 MFプログラムやMBAプログラムと同じ丸の内サテライトキャンパスで、平日の夜間ならびに土曜日に授業を行います。履修については相互に乗り入れがあり、 MFプログラムの院生も科目を履修することができます。MBA ProgramMaster of Business Administration− 経済学プログラム −MEc ProgramMaster of Economics
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