在学生の声

麻里 久(博士後期課程・2015年度入学)

株式会社ジェイアール東海エージェンシー 営業三部 第一アカウントチーム サブリーダー(執筆当時)

私は現在、企業に勤めながら本学の博士後期課程に在籍し、研究に取り組んでいます。進学のきっかけとなったのはビジネススクールで課せられた修士論文でした。敢えて実務を離れて学術的な研究のスタイルに挑戦することで、実務だけでは得られなかったであろう、多くの示唆を得ることできました。また同時に研究の難しさや楽しさ、奥深さを知り、次第にこのまま大学院に残って研究を続けてみたいと考えるようになりました。指導教員の勧めで修士論文の成果を学会で報告させていただいたのですが、そこでの議論を通じて、自身の研究の未熟さやさらなる研究の発展可能性を認識し、進学を決意しました。

博士後期課程では、修士からのテーマを引き継ぎ「企業と消費者の関係性」について研究を進めています。本学は、ビジネススクールが設置されているためか、社会人院生も多く、多種多様なバックグラウンドや研究関心を持つ学生が集まっています。指導教員との専門性の高い議論はもちろん、専門の異なる他ゼミの学生やビジネススクールのゼミ生と議論する機会なども得られ、自身の研究に幅や深さを与えてくれる恵まれた研究環境だと思います。